彼氏と別れた

令和になってからしばらくして日曜日、彼氏と別れた。

 

 

なんで別れたの?って最近きかれたけど、ちゃんと言えなかった。話が合わなかったというのが理由だけれど、どうして今更?と向こうは思ったんだろうなと思う。彼としては、9:1で私が喋るというのが心地よかったみたいで、喋っているのをみるのが好きなんだと言っていたけれど、私としては、そういう人とデートはしても付き合うことはなかったから、それを聞いたときヒヤっとはした。それで、違和感の正体に気付いたというか、いろいろ、いろいろ気になりだして距離をおいて、友達と話して考えを整理して、電話で別れ話をした。

 

 

私は気を使って喋っていたし、まあ喋ることも好きだけれど何を言っても空振りみたいな感じとか、静か〜な感じとか、こどもっぽいところとか、顔とか、だんだん嫌になっていた。

 

 

「明日は台風だから会えなくてつまらない。かわいくなる準備も風邪を治すのも頑張ったのになぁ」だの

 

 

「会った後に幸せの余韻があるのってすごいよ、静かに落ち着いて、ずっとずっと幸せだった」だの

 

 

言っていた私が聞いたら驚く。

 

 

惚気はたくさんあったのに、付き合っているあいだはなんだかはずかしくってツイートの下書きに残していた。なにかあったとき、この言葉を読めば幸せだった気持ちを思い出せるんじゃないかと思って、そしたらまた気持ちを戻せるんじゃないかって。

 

 

でも違った。幸せだったときは幸せだったときでそれは間違いないことだけれど、違和感が気になり出したらどんどん気になり始めてしまって、お別れの気持ちになった。

 

 

正直、お金持ちの人だったし頭も良かったし優しいし私のことをとても好きだったし、とても良い人だったけれど、愚痴を友達に聞かせるのも彼自身の個性を否定するのも可哀想に思えてきたから話し合いをして別れた。

 

 

私自身の成長としては、言わなくて良いところは言わなかったこと。これは愚痴をきいてもらった友達のおかげ。そして、楽しかった気持ちと感謝を伝えられたこと。

 

 

しばらくは研究と就活に専念しよう。