母と喧嘩した記録のブログになっちゃう

 

母親が「お金ってあってもなくても喧嘩の種になるんだって。あったとしても喧嘩になるし、なかったとしても喧嘩になるし。あっても不幸せな人はいるし、なくても幸せな人はいるんだって。不思議だね」なんて言うから、ケラケラ笑ってしまった。

 

 

そしたらすんごい、母親のはらわたが煮えくりかえってしまったみたい。馬鹿にしないでよ、と思ったらしい。実際、馬鹿にしないでよ、と怒鳴られた。笑うところがおかしいと言われた。そうかもしれない。

 

 

たしかに私は、『なぁにそれ。「不思議だね」って、なに言っちゃってんの』と思った。そんなこと信じてる母親がかわいく見えた。でも、本当に、なぁにそれ、と思ってしまっただけで、別に馬鹿にしてるつもりじゃなかった。単純に、なに言ってるんだろ、という感じだった。なんか大真面目に根拠もないことを、スピリチュアルなことを、言われているような感覚だった。なに?急に、と思った。

 

 

まあ、私は今、お金のことを気にしなくてすむ立場だから、そんな感じなのかもしれない。

 

 

お金に飢えていた昨年だったら、言葉が染みたかもしれない。

 

 

でも、お金はあってもなくても喧嘩になる……なんて、まあ、言わんとしてることは分かるけど、にわかには信じがたいことだった。だって私は、お金があれば防げる喧嘩を多く見てきたから。そしてお金の必要性を身にしみて感じていた。父親と母親がお金のことで喧嘩してるの、本当〜〜〜に嫌だった。今だってやってるじゃん。あれって、お金があればしてない喧嘩なんじゃないの。……と思ったけど、うちの父親と母親って別にお金のことがなくても喧嘩してるだろうな。でも、お金があればしないですんだ喧嘩もたくさんある。それは絶対にそう。

 

 

だから私は絶対に専業主婦にはならず働き続けるし、お金は大事だと思っているし、ついでに、子どもに自分が疲れるほど投資したり期待したりしたくないし、家よりマンションを買いたいと思っている。まあ、家を買うのは、まあ、別に良いけど。買っても。

 

 

なんか、家を出たいなぁと思う。それは結婚したいと思う気持ちに繋がる。

 

 

なんかさぁ、聞いたところによると、喧嘩しない家庭もあるらしいね。私はそういう家庭に育ってない。私は喧嘩しない家庭を築けるのかな。私はめちゃくちゃ辛かった、母親と父親が喧嘩してるの。母親に怒られるのも父親に怒鳴られるのも辛かった。私は子どもを生むかどうか分からない。自分の家族みたいな家族を作りたいなんてもう思えないし、自分の遺伝子にも不安要素があるから。