だぁ

 

母親からの言葉に死にそうになる。

というか、母親からの言葉に攻撃されながら、私自身も加虐的な気持ちになって、インコをにぎりつぶしたり、メダカをトイレや排水溝に流したりする映像がよぎって、恐ろしくて身震いした。

 

母親からの言葉で、子どもを生むという選択肢がどんどん見えなくなる。私は私の遺伝子を残したいと思えない。そういう意味では、母親からの言葉で死んでいく。永遠に何か続いていくということが生きるということで、それが途切れるということが死ぬということなら、私は死ぬ決断をどんどん強くしている。このことについては弟とも話し合ったことがあるけれど、弟は、そういう考えると暗くなることは考えないと言った。私は、弟なら遺伝子残すかもなと思う。男性優位な日本、遺伝子的にも男性の精子のほうが女性の卵子より保ちやすい、そう思うと弟は多少結婚が遅れたとしても子孫を残す可能性が高い気がする。

 

どうして私(母)を手伝えないんだ、私(母)ばっかり苦労して、お前が家事が嫌いなのはなぜだ。幼なじみの子どもが羨ましい。もらったプレゼントに文句を言ってなにが悪い。

 

と母は言う。私は家事が嫌いだし、手伝う気持ちになかなかなれないし、母親の苦労に気付かないときがあるし、言われないと気付かないことがあるし、母親がどっちを望んでいるのか分からないときがある、母親が望むようなプレゼントを用意できないことが多い。それを障害だと言われて、たとえ世の中でどんなにうまくやれて友達が多くて仕事をしていても家族、母親、父親とうまくやれないなら、優しさがないし思いやりがないし、どんなに頭がよくても良い大学に行っても意味がないなどと言うなら、障害だと思うなら、もう…………無理だな。

 

 

と、思っていたが、むしろ母親は、そこまで、やらなくて良いのでは?爆発するくらいなら家事をやらないでほしい。なにもそこまで家族のためにやらないでほしい。理想を私に押し付けているのでは?そして、プレゼントに文句を言うのは非常識だし私が落ち込んだって良いだろう。私とあなただって似てるだろ。

 

 

私、そんなに駄目かな?そうでもないと思う。

 

 

もしかして私、あなたと合わないだけなのでは?