子どもをうむ

 

漠然と家族を作ることに憧れはある、でも疑いなく家族を作ろうとしていた私はすでにいなくて、考え始めると全く意味が分からず恐ろしさすら感じる。

 

子どもをつくるって、なにそれ。なんで?

 

まず、いろいろ書いていきたいのだけれども、子どもをうむのって痛い。帝王切開も無痛分娩もあるけど、結局痛いじゃん。それは分かりきってるじゃん、こわい。

 

 

 

自分のこと以外のこと、子供の人生を背負うという責任の重さも。気になるしこわい。

 

 

子どもが大学院行きたいって思ったときに行かせてあげられるくらい稼げるかな?とか、人生って大変なこともたくさんあるけど大丈夫かな?とか。思ったら止まらない。

 

 

顔、学力、運動能力、その他もろもろ、そういう生きていく上で有利に働く偏差値をできるかぎりあげてあげたいとか。生きやすい環境を整えてあげたいとか。そういうことを思う。生まれてくる子の障害の有無も考える。どんな子が生まれるんだろう。私の嫌なところが似てないと良いな。

 

 

子どもうんだら、たくさんのことが心配だし、大変だし、どういうこと?これは。お金も時間もかかるよ。もはや、どうしてみんな子どもをうむの?

 

 

なにも考えてない人や、全部が潤沢な人しかうめないのでは?

 

 

その一方で、1人うむなら3人くらいはうんで育てたいな、双子や三つ子で一気に育てるのも良いな、とか。養子を育てても良いし、とか。そういうことも考える。

 

 

子どもをうむ。子どもが欲しい。でも、なんでその子どもって基本的にはみんな自分の子どもが良いんだろうね?やっぱり自分の遺伝子を残したいから?

 

 

おじいちゃんが亡くなったとき、ああ、私がおじいちゃんを継いでいるのか、おじいちゃんが無くなるのはもったいない、思いや考え方、つまり遺伝子を遺していきたいなとは思ったことがある。

 

 

ねえ、みんなもそういう感じ?

 

 

なくなっちゃうの、もったいないなと思う。私に関わる好きな人のかけら、思い、良さ、遺伝子、血肉、魂のような諸々。最近お友達のみんなが子孫を残してってるのも、そんな感じの気持ちからですか?