ファミレス

今週のお題「残暑を乗り切る」

 

 

昨年の夏。ファミレスのパフェの話になって,わたしがデニースが好きと話したら「セレブ」「ブルジョワ」と言われた。

 

 

私が社会人ということはあえて話さず,同期の大学院生たちと話していたら,やっぱりところどころボロが出た。上記の部分もその一部で,金銭感覚の違いというか,まあその子たちは「サイゼしか行かない」らしかった。タクシーも乗らないらしく,みんなで飲み明かして終電を逃したわたしがタクシーを拾おうとしていたら,ちょっとひかれた。みんなは友達の家で仮眠とるとか,漫画喫茶を探すとかして,それぞれ消えていった。

 

 

ああ,でも,そうだったかも。タクシーはもったいないという認識だったかも。私も,ただの学生の頃は終電を逃しては,タクシーの運転手さんに千円渡して,「これで行けるところまでお願いします」とか言っていた。嫌な客だ。

 

 

 

さて,これは昨年の回想で,今年の夏はどうだったかというと,痩せた。これだけ書くとやつれたのかと思われるかもしれないけど,私は毎年,夏休みにものすごく元気になる。今年の夏も元気だったけれど,生活が変わったのと,過食しなくなったのと,基本的には夜眠らず昼に起きるようになったのと,それが習慣化されちゃったおかげでこの夏はあんまり食べずに済んだのだ。でも,まあ例年よりは少なかったとは言え,研究のこととか公務員試験のこととかでストレスがかかって,その週はちょっと食欲が落ちた。そのおかげで痩せた。

 

 

公務員試験の結果が出た。落ちたせいで,昨日までは残暑を乗り切れる気がしなかったけど,今日,試験の結果を聞きにいったら,全然,性格のとこは点数高かったけどそれ以外はまあ半分より上くらい,てなもんで,ああなんだぁこんなもんだったか私,とわらけてきてしまった。逆に元気出た。わたしまだまだなんだなと思って,いままで自信持ってた自分がおかしくておもしろくなって,まあ次頑張りましょうか,という気持ちになった。

 

 

でも,最終試験までは残ったし,全部結果も聞けたんで,まあ良かったと思って切り替えて頑張りましょうか,みたいな気持ちになれた。公務員試験はコスパ悪い,だって一個一個が重くて,でも最後落とされたらなんにもならん,という腐った気持ちはなくなった。そもそも私,準備に時間かけれてなかったし……。見てもらえるのありがたいじゃん。テレビ局の就活なんて,ほとんど一発芸状態だったし。

 

 

ということで,残暑は,丁寧に乗り切る。研究と公務員試験の勉強を毎日,どっちがどういう配分とかはその日のテンションで決めて良いことにして,とりあえず合わせて6時間はやろう,という目標にすることにした。最初は8時間って思ってたけど,まずは達成しやすい時間数でいこ。これも無理だったら1時間ずつ下げてく。

 

 

家は,スイッチ入るときもあるけど入らないときもあるので,明日はファミレスでも行こうかな。最近お気に入りのロイヤルホストにて,ちょっとやりましょうか。残暑を乗り切るコツは楽しくやり過ぎずやっていくこと。