明日の自分をもっと愛す

 

 

そうやって生きていくから、今日は弱音を吐くことを許してください。逆に見栄っ張りでも許してください。

 

いまの仕事が嫌だなんて言いたくない。子どものことを悪く言いたくない。たまに愚痴を言っちゃうけど、それは愛があってこそだけれど。

 

私が嫌なのはおじさんだけだよ。でも、おじさんは学校に必要とされてる、と思う。そういうところでジレンマを感じる。そうやって毎回悩む。悩んで、結局同じ結論に辿り着く。そういうのが向いている人と、向いていない人がいて、私に向いていることはほかにあるってことだと思う。私はなんでも出来るけれど、もっと出来ること、やりやすいことは絶対ある。

 

私自身が誰かに愛してもらえるなんて思えない、誰かにとって価値があるなんて思えない、もともとはそういう価値観で燻ったものをずっと心に隠しているよーなタイプなのに、どうして、教員になってから、これは私にしか出来ないことだって思い続けられたんだろう。この子たちには私しかいないんだって思ったんだろう。私だから、教育できるんだって思っていた。ずっと。

 

本当はそうでなかったとしても、いや、私の価値なんて本当はそんなに高くない、でも、そうやって思っていた、そうやって思わせてくれた環境や存在は、本当に有難いものだった、本当に幸せだったなと思う。良かった、こうやって、あの頃を幸せだと思えるよーになることを夢見てた。