読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

にきびと私

 

私のにきびも落ち着いてきました。ここに就職して1年目の私は、顔中ににきびが出来てしまっていましたね。私も毎日鏡を見ながら、「あーあ」と思っていました。「ここで出会った人たちは、私のことを外見を全く気にしない女だと思ってるんだろうなぁ(だってこんなににきびが出来ているし)」「にきびが無ければもっと可愛いのになぁ(実際、無くなってみてもそんなに印象は変わった気はしませんが)」と思いながら、ファンデーションを塗っていました。

 

私がなんであんなににきびが出来ていたかっていうと、簡単に言ってしまえばストレスだと思います。私は新しい環境に緊張し過ぎてしまうタイプなんです。新しい環境や人間に緊張して、しばらくは呼吸もうまく出来ないのです。そして、ずっと肩に力が入ります。毎日疲れて疲れて、家に帰ると緊張の糸が解けて過食してしまいます。

 

そういう人は私以外にもいるのではないでしょうか。

 

私はここの職場が第一志望なんです。どうしてここの学校にしたのか?とよく聞かれますが、書くと長くなってしまうので割愛します。…でも、ひとことで言うならば、私は大学で研究というものをしていて、そのときにこの学園と出会い、教育内容に惚れました。だから、恋い焦がれて憧れて、夢を持ってここに来ました。 

 

そんな幸せな状態でも、やっぱりストレスは溜まりました。知らないことがあること、分からないことがあること、知らない人たち、全てストレスでした。たくさん教えてもらってたくさん助けてもらっても、どうしてもストレスはありました。それは職場の問題では無く、私自身がそういう人間なんです。簡単にストレスを感じてしまう。

 

授業のあと、うまく出来なかったと思って泣きました。授業の前、教室に行くのがこわくて職員室で駄々をこねました。うまくいかなくて悲しくなりました。もっと伝えたいのに伝えられない、うまく伝わらないのがもどかしくて。教えたいこともたくさんある。一緒に頑張りたいこともたくさんある。感情がたくさん動きました。嬉しいことだってあったけれど、辛いことがたくさんありました。大変なこともたくさん。感動することもたくさん。でも怒りを持つこともたくさん。

 

だから、ここから外に出るみなさんにだって、これから辛いことがあると思います。私みたいににきびが出来ちゃうかも。太ってしまうかも。いらいらしてしまうかも。泣いてしまうかも。でも、大丈夫。私が秘訣を教えます。

 

続けることです。どんなことがあっても、選んだ仕事や学業を続けてみる。毎日、通い続ける。続ける中で出会った人に相談したり、自分なりに克服したり、感動したり、良いことがあったり、続けていれば自分の人生はどんどん良い方向に動いていきます。

 

私は今年に入って(2年目になって)、ふとしたときに「教員になって良かったなぁ」と思いました。行事だけじゃなくて日々の瞬間、もちろん大変なことも落ち込むこともあったけれど、あなたたちとの日々を大切に過ごしていたら、自然とそう思えました。こんな風に思えていることを1年前の私に教えてあげたいです。頑張ってるね、もうすぐ大丈夫になるよと声をかけてあげたいです。

 

続けていれば、いつか、未来の自分が過去の自分に「頑張ってるね」と声をかけてあげられる瞬間が必ず来ます。だから、前に進んでください。それでも思い出に頼りたくなるほど弱ってしまったときは、頼りに来てください。卒業、本当におめでとう。