テキトーさ、向き合えなさ

 

私は人とまっすぐ向き合ったりよく見たり考えたりすることから逃げてしまう。あるいは、そういうことが非常に苦手だなと思う。

 

教員なのに。

 

一応、きっかけは「疑い」だけど、疑うところから向き合えるようになってきたと思う。……といいつつも、いまだに私を主人公にして考えがちではある。テキトーに、表面上で会話をしてしまうことがある。そういうのが嫌になってきた。ペラペラのまま喋ってるのが嫌になってきた。それだったら黙っているほーが良いんじゃないかって思う。気持ちの上のほう、頭の軽いところでぐるぐる言葉をかき混ぜて、上澄みだけで喋ってしまうことがあるから、そういうのをやめたい。どうしても、軽くなってしまうのが嫌だなと思う。相手を主人公に想像することが出来るようになったら、もっと私の行動も変わるだろう。

 

よく見ることや想像することをしないとき、どんな感想や感想を聞いても、「あー、そんなことを考えていたんだね」と変に感動してしまう。もしくは生徒の行動や思想が、想像の範疇から全然出てくれなくて、もっともっと私を超えてくれと貪欲に思ってしまう。

 

学校内の生徒との関係だけでなく、これは私の人間関係においての課題や思いでもある。

 

 

 

想像の枠に収まらないような人に惹かれる。そうだよね、って共感するよりは、お互いに刺激的な存在でありたいと思う。(たまに、自分のことを相手への刺激が足りない人間だと思ってしまうとき、すごく落ち込む。)価値観が違うとはまた別で、ユニークだったりディファレントだったりそういう単語が似合う人が好きなんだと思う。