死んじゃえ!
酷い言葉を投げられて
バカにされて
全然話を聞いてくれなくて
みんな話したり笑ったりしてて
クラスの中にだーれも味方がいないように思えて
肌荒れのこと言われて
死んじゃえって思った。
私、こんな人たちに馬鹿にされるような人生送ってないから!私はこんなところで馬鹿にされるべき人間じゃないから!と思ってた。
あんたたちなんて、いてもいなくてもなんの問題もないような価値のない人間のくせに、って思って顔を歪ませていた。
そう思って悔しくて、授業帰りに教科書をかかえて階段をガンガン勢いよく下ったりしてた。イライラ、悲しく、悔しく思いながら。もう辞めてやる!辞めたい!って思いながら。
あんなに激しい感情をかかえて仕事していたなんて大変だったなと思う。
生徒に対して、死んじゃえ!って思うの、他の先生から聞いたことない。そりゃそうか。私も誰にも言わないし。
いまは思わないけど。でもああやって思ってしまうくらい、辛いときもあった。生徒の言葉が刃のように胸に突き刺さって抜けなくて、えぐられるような痛みを感じて、悲しくて悲しくて、お前なんて要らない!と思ってしまうような時期が。