ふらふらふらふら、色んな人とデートする

 

大学時代。

誘われたら、ほとんど全部断らなかった。どんなお誘いでもほとんど受けてた。飲み会やお泊まり会やカラオケ。男女関係なく。合コンは断ってたけど。だって絶対楽しかったから。ちょっと迷って行っても、「行って良かったーーー💕」ってなるの、絶対そうだったから。

 

デートも断らなかった。男性からのお誘い。純粋に男性とふたりって新鮮でドキドキするものだったし、楽しいし。全部かって言われると、いや、そう言われてみると断ったのもあったかなと思うけど、結構ほいほい行ってた。絶対行きたくない人にも、本当に本当に本当におされておされておされて……ってなると行っちゃってた。時間に制限つけちゃったりして。本当何様、っていうか行かなきゃ良いのに……。私って……。

 

「断ったら、意識してるって思われちゃうかな…自意識過剰女って思われたりして…」「断ったら相手が嫌な気持ちになっちゃうよね?」「こんな私を誘ってもらえて嬉しいし」みたいな気持ちのときも無きにしも非ず。

 

男友達だと、別に何回会ってもとくに変化はないんだけど、ちょっと異性っぽく会ってると(これって向こうが意識してるのか私が知らないうちに意識してるのかどっちなんだろ)、少しずつ会いたくなくなる。もしくは気持ち悪くなってくる。でも誘いは断れないから、段々ドタキャンが増えて。あーあ。

 

学生のころってやっぱり学生だからね。そういう失敗もある。でもそういうのを踏まえて、成長したいよ私は。やっぱり大学時代に仲良かった子的には「いろんな人とデートしてたよね〜絶対話題があったよね〜」って感じらしい。「もててたよね」って表現されても、昔は「そうかな?!」って満更でもなかったけど、今は違うなと思う。私は断らなかっただけだ……確かに好きになってくれる人や好感を持ってくれる人はいたけど、それは私が相手に気に入ってもらえるような言動を考えていたから……って書いてて虚しくなってきた。

 

自分に自信が無かったからだよ。相手にどうみられるか、いつもビクビクしてた。ビクビクしてるように見えてなかっただろうけど。いや、もしくはそういうの気付かれて、いけそうとか思われてたのかな。でも、幸い、学生時代にそういう事故にはあっていない。うん……普通に好いてもらってたって信じよう。ここだけは信じておこう。良い人がいっぱいだった、だけど、その好意を私が蔑ろにしていたんだ。

 

自分を尊重して、相手も尊重する。それはほいほいついて行くことじゃないし、ほいほい約束することじゃない。自分の声を聞いて、相手に真摯に向き合うことが大事なんだね。

 

ちょっと迷ったら、やめてみる。だって即決できるときは即決できるんだもん。迷って行っても楽しいっちゃ楽しいだろうけど、即決で行ったときのほうがもっと楽しいに決まってる。

 

いろいろ考えて、人に伝えてても、しかもそれがすごく相手の心に響いていたとしても、私自身に響いていなかったら意味がない。私自身が、しっかり私自身に言い聞かせよう。自分の考えを。自分の言葉を。